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タイトル1


竹酢液の効果と利用の実際を、4ページに分けて説明します。
※社団法人 農山漁村文化協会発行 [竹炭・竹酢液の作り方と使い方]の本より引用

  1. 基本的な使用法

土壌改良

竹酢液には作物に吸収されて栄養になるような成分は、ごく僅かしか含まれていないし、
殺菌・殺虫作用のある物質も含まれているのはごく少量です。

このことからも、竹酢液は肥料でも農薬でもないことが分かります。にも関わらず、
竹酢液をうまく使えば、肥料の吸収がよくなり、効き目が高まり、病害虫も減少します。

竹酢液が作物の根の成長を助けたり、土の中の環境を整えて、有用な微生物の活動を
しやすくしてくれるためです。

いろいろな成分を含んだ竹酢液には、殺菌・殺虫力もあれば、土の中の有用な微生物を
増殖させる働きもします。

また、作物の初根や成長を促進させる働きもします。

それらの効果のあらわれ方が、使用するときの濃度によって大きく変わるのも竹酢液の
特徴です。

その濃度は決して濃いものではなく、竹酢液中の微量の成分について言えば、
ppm(100万分の一)単位のものだそうです。(なんのことか良くわかりませんが・・・)

竹酢液を適正な濃度で使うことは、土作りや病虫害の防除、作物の成長促進などに利用
するうえでの大切なルールということです。

竹酢液が効くからと言って、濃い濃度で頻繁に使っても、効果が高まると言う訳ではなく、
むしろ害になる場合のほが多いそうです。

竹炭を単独で使用すると、土は一時的にアルカリ性が強くなり、作物の根が伸びにくい
といった影響も見られますが、竹酢液を併用すると、そうした問題は解消します。

イモ・ニンジン・ダイコン・タマネギなどの根菜類の畑地では、土壌改良に粉炭がよく用い
られますが、この時、炭の容量の20パーセントの割合で混ぜると効果が高まります。

竹炭に微生物のエサになるような有機物は含まれていませんが、竹酢液が加わると、
微生物の栄養分が補給されるので、微生物が繁殖しやすくなります。

環境が整った炭の中に、最初に着床するのがアゾトバクターなど、自分のチカラで窒素を
固定し、必要な栄養をまかなうことができる微生物です。


堆肥づくり

堆肥に50~300倍くらいに薄めた竹酢液を混ぜると、竹酢液の成分が微生物のエサとなり、
微生物の増殖をいっそう活発にし、発酵も促進されます。

アンモニアガスの発散を防ぎ、悪臭を中和・分解する作用もします。
発酵がよくなり、高温になるのが早いので、切り返しも早め早めに行うことができます。

施用量は一立方メートルあたり1回に、竹酢液の原液を約1リットルを目安にします。

堆肥の悪臭を減らすには、200~300倍液で、散布回数を増やします。切り返しのたびに
同じ要領で散布すると、効果はさらに高まります。

糞尿類にも竹酢液を原液で10~20パーセント混入すると、腐熟途中の臭気が抑えられ、
汚泥の沈殿も少なくなります。

長年、自家製の竹酢液を使って堆肥作りを実践している、農業の横森正樹さん(長野県)
の製法は、次の通りです。

稲ワラを100キロぐらい裁断し、5メートル四方に敷き、その上に約300~400キロの
木の葉を敷き詰めます。

その上にもう一度、稲ワラを100キロ載せてから、竹酢液を60リットルくらい散布します。
この作業を10回くらいくりかえしますが、1週間後から発酵が始まるそうです。

切り返しは行わず、4月下旬から5月にかけて、畑10アールあたり4~5トン入れます。
横森さんの場合は、長年の経験から堆肥が完熟するのを待たず、半生の状態で使用します。

これは表土が硬くなって、通気性・通水性の良くない土壌では、
「完熟堆肥より半生堆肥の方が、土のために良い。」と言う理由からだそうです。


生長促進

適度の濃度に薄めた竹酢液は、作物の発芽と生長を促進させる一種のホルモンのような
作用が有ることも、これまでの研究や実験によって解明されています。

作物の生長促進を目的とする場合は、竹酢液を200~500倍に薄めたものが、
良く使用されています。

土壌散布するばあいには、竹酢液をあらかじめ土になじませておくために、播種や種を
植える一週間前から、少なくとも三日前に散布しておきます。

使用量は500倍液で1アールあたり約50リットルを目安とします。野菜類だけでなく、
樹木の幼苗の生育にも竹酢液は有効です。

使用時の濃度や量を適切に調整して、正しく施用することがたいせつです。
濃度が濃すぎて、逆に生長が阻害されたといった失敗例も多々あります。

※ [竹炭・竹酢液の作り方と使い方]本の原文を、少しアレンジしています。

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